【スイス取材紀行】穴場な湖畔の街 ルツェルン

チューリッヒ空港からグリンデルワルドに移動する際に、ちょうどルツェルンという街で乗換の必要があったので、途中下車してぐるっと街を回ってみましたが、半日観光にちょうどよい素敵な街でした。



駅からすぐ、カペル橋

ルツェルンは結構駅舎が大きめですが、駅の構造は複雑ではないのでの、電車を降りたらいかにも出口っぽい方向へいけば、出口です。

出口を出て、左手側の大通りを北側に進むと有名な橋や旧市街方向になります。

駅を出てほんの数分もいけば、もう一番人気スポットのカペル橋のお出ましです。

14世紀初期(日本では室町時代が開かれるちょっと前ぐらい!)に作られた屋根付きの橋です。残念ながら1993年に焼失してしまい、再建された橋となっています。この橋は当然歩いて渡る事ができます。もちろん無料ですよ。

橋の屋根にはルツェルンの歴史を表した絵画がたくさんかざられています。

橋からは対岸の旧市街の町並みが綺麗にみえます。とてもお洒落です。

橋からの眺めや屋根の絵画を楽しんだり、写真をとったりしてるうちにすぐに対岸についてしまう長さです。

対岸から歩いてきた方向を振り返るとこんな感じ。こっち側からの眺めも絵になりますね。

カペル橋からすぐそこ、旧市街

カペル橋を渡り終えてそのまま歩いていけば、そこはもう旧市街です。町並みの印象としてはフランスやイタリアよりもドイツっぽい感じです。やはりドイツ文化圏ですね。

ちょうどお昼だったのでどこかランチが食べられるレストランとかないかなと探していたところ、ネットの口コミが大変良かった、旧市街中心部にあるMANORというデパートの最上階にあるカフェテリアでランチをとりましたが、なかなか風景も味もよく、お値段もこなれていて大変よかったです。

ルツェルンのMANORカフェテリアについては以下の記事に詳しく書いてあります。

時間があったら是非行ってみたい、城壁と9つの塔

旧市街中心部から北側の坂道を少し歩けば9つの塔のある城壁へすぐ着きます。

かつてルツェルン市街を囲んでいた城壁です。さきほどのカペル橋も城壁の一部だったようです。

9つの塔のうち3つの塔には登れるので時間の余裕があれば是非登っておきたい所。もちろんこの塔や城壁もすべて無料で入る事ができます。

今回は、この時計の塔の下から城壁の上へと上がります。途中で城壁のほうへ出る出口があり、そのまま登れば時計の塔の上までいけます。

時計の塔に入ってすぐ、時計の塔だけあって、大きな時計が入場者を迎えてくれます。

こちら城壁の上からの景色です。城壁に上るだけでもこれだけルツェルン市街を一望する景色が楽しめます。塔に登る時間や体力がなくても、旧市街からもすぐ歩いていけるので、せめても城壁だけでも登ってみるのがオススメです。

城壁をつたって他の塔へも移動できます。城壁の歩道は結構狭く、写真撮影をしている人も多いので歩行には若干注意です。

2つめの橋、シュプロイヤー橋

塔と城壁でルツェルン市街の眺望を楽しんだら丘を降りて右手側、西の方へ旧市街をすすんで、もう一つの屋根付き橋、シュプロイヤー橋へ向かいます

城壁を降りてシュプロイヤー橋に向かう途中もお土産屋やスーパー、カフェ等が並んでいるので街歩きに飽きません。

シュプロイヤー橋です。こちらも屋根が付いた橋で、かつてルツェルン市街を囲んでいた城壁の一部のようですが、カペル橋のほうがやはり見ごたえがあります。橋の途中でロイス川をのぞくと、カペル橋と違ってこちら側はかなりの急流となっています。

シュプロイヤー橋を渡りおえて橋の全景を眺めるとこんな感じ。カペル橋のほうが手すりに花がかけてあったりと華やかな印象ですね。

シュプロイヤー橋を渡りおえてロイス川を左手に川沿いを歩いてくるとカペル橋に戻ってきました。ちょうどカペル橋を起点に旧市街→城壁→シュプロイヤー橋→カペル橋と反時計回りにグルっと1週してきた形になります。

午前10時ぐらいに駅から移動をはじめ、市街をグルっと一周して駅に戻った時点で午後の1時30分ぐらい、お昼ご飯の時間も含め、ちょうど3時間半ほどで見どころスポットを全部回れた感じですね。

という感じで、ルツェルンは旧市街あり、城壁あり、湖畔の川に橋がかかる、とっても素敵なところでした。半日観光に最適な街ですね!

この記事の執筆者

金城キジ

ライター/ブロガー。医療、食、テクノロジー関連をメインに記事を書いています。

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